ただの独り言

忘れたくない出来事 心の吐出しメモ

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出会ってから17年。
私の青春シーンほぼ全て隣に居た存在。
家族も知らない私を沢山知ってるし
私もお前の家族が知らないお前をたくさん知ってる。

私にとってかなり特別な友達だった。

一緒にいて楽しかった事もたくさんあったし
しんどかったこともめちゃくちゃあった。

最後の方はしんどいことばっかりだった。


絵を描いて、文字を書いて、泣いて笑ってまた絵を描いて過ごして
ずーっと真っ直ぐ好き好きって伝えてくれてた存在がなんとなく もう死ぬことを選ぶんだろうってわかってたのに
何もしなかったし
そのせいで後押ししたんだろうなと自覚がある
そんなにずっとずっと辛くて苦しいならもう楽になった方がよかったのかな。

死にたいくらい毎日が辛い人に 死なないでよとひたすら止めるのもエゴの押しつけだとは分かってるし 尚更辛かったのもわかるから
でも少なくとも お前が居なくなったら
私は悲しいって 死なないで欲しいという気持ちだけはもっとちゃんと伝えておかなきゃいけんかったな
今更だけど。


もし死ぬ前に戻れてもきっと止めることは出来ないし少し先延ばしにするだけで余計苦しくさせるだけかもしれん。
多分お前はこの選択を後悔してないやろし
残された私達も 悲しいけど納得した気持ちが正直大きい。


でも死ぬのをとめるとかそうじゃなくて、そんなこと思わせないようにもっと関われたらよかったんだろうね。
辛いこと考える時間より楽しい時間を増やせればよかったんよな。


お前を救うには お前と結婚して自分の事全部捨てて一生背負うくらいの覚悟と時間が無いと無理だっただろうって言われて
たしかになって思ったけど
半分までは言わんとしても 少しは背負えてると自惚れて思い上がってたわ。

結局私は今 自己満でしかない涙ばっかりながして後悔し続けとるよ




昔から沢山沢山こういう場面について話してたからその時言ってた事。

死ぬ時は30かそこら。
自殺して三好の守護霊になるか取り憑いて
一生記憶に残ってやる って言うてたけど

27じゃねーか。
まだまだあと3年もあるぞ、
いつもみたいにしつこく図太くかまちょしてくれたらよかったやん。
ラッキーナンバーが27?享年29て書かれとんぞええんか?
そんな事を有言実行すんなや。アホか。
ビッグになって自慢させてくれるんちゃうんか。
別に期待してた訳じゃないけどさ
どこかで何かしら新しい趣味みつけてしぶとく生きててくれるって勝手に思ってた
忘れれるわけは無いだろーよ
私の1番楽しかったころ全てに間違いなくお前が居たんだよ
お前は楽しくなかったのかもしれないし消したかった記憶かもしれないけど。
家族の人から知らせ受けてから私は三日三晩泣き倒して
死に顔を見ても お骨をみても どっかから びっくりした〜?とか声がしそうで。

お前の居ないお前の実家でお前以外の家族と過ごすの初めてだったわ 当たり前か
どっかからひょこっと出てくるんじゃないかとずっっと思ってたのに。

最近吸ってるタバコもなにか分からなくて
前に吸ってたやつを供えるしかできなかった。
昔なら聞くまでもなく分かってたのにな。
でもスマホのパスワードが私の誕生日なのはすぐわかったよ笑ったけど。
私がすぐ解除したから家族もびっくりするわな。

何しててもどこいってもこの街は思い出が多すぎてつらい。
こんな歌詞みたいなポエム書かせんなと思う。
返ってこないLINEに似たような事今更送ったけど
既読もつくわけなく、と思ってたら家族の人が確認したみたいで既読になって恥ずかしくて笑っちゃったけど。

でも本当に思い出が多すぎるんや
この服好きそうだなとか似合うだろうなとか この菓子よく食ってたなとか この歌好きそうだとかあの歌好きだったなとか
文字通り取り憑かれてるわ 思うつぼか?

でもな これから先 私は漠然と
死ぬまで生きれると思ってるから
その中で声とか、顔とか、仕草とか
どんどん忘れていくと思うよ
人生の中の出来事として美化されて過去の一部にしかなれなくなったぞ

それでほんまによかったんか